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<結果のまとめ>
測定項目ごとのまとめを以下に示す。
1)排ガス温度
試料油等を燃焼さ世た際、排ガス温度が最高値を示したものはケース3(添加薬剤)であり、点火後急激な温度上昇を示し、また、最高値となるピークが2回出現した。
次にケース1(クウェート原油フレッシュオイル)およびケース4(クウェート原油十添加薬剤)は、ほぼ同等な温度変化を示した。
ケース2(C重油フレッシュオイル)は他と比較して緩やかに温度が上昇し、最高値に達した後も一安定した排ガス温度を維持した。
このように、大きく分けて3パターンの温度変化がみられた原因として、試料油を構成する炭化水素成分の違いによるものと考えられる。
2)酸素及び二酸化炭素
ケース3の排ガス中の酸素濃度は、原油・重油の燃焼と比較して低濃度であり二酸化炭素濃度が高くなる傾向がみられた。
ケース3に使用した添加薬剤は原油・重油の成分組成と著しく異なることや排ガス温度変化にも特徴がみられたことなどから急速な燃焼が起こり、空気中の酸素が消費されたものと考えられる。
3)一酸化炭素
すべてのケースにおいて、排ガス中の一酸化炭素濃度は低濃度かつ同等のオーダーであった。
これより燃焼は安定した状態であったことがわかる。
4)硫黄酸化物
原油・重油の燃焼に伴い発生する成分のうち、特に有害な物質とされている項目である。

 

 

 

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